京都の歴史と文化により育まれてきた京町家は,まちづくりやまちなみ景観の貴重な資源であるだけでなく,都心居住を支える重要な住宅ストックです。これらの京町家は戦前に建築されたもので,耐震性を向上させる改修が必要なものが多いと言われています。

この京都の貴重な歴史的資産である京町家を将来にわたって良好に保全,再生していくために,「京町家向け耐震診断手法」を用いて,京町家の耐震化を積極的に支援します。

京町家型(伝統的木造軸組構法)
建築年代 昭和25年以前建築(建築基準法施行以前)
特徴 ・土台はありません。
・壁の多くは土壁です。
・基本的に壁に筋かいはありません。
・基本的に接合部に金物は用いません。
構造特性 地震や台風などの外からの力に対して,柱と梁,土壁等である程度変形を許容し,やわらかさと粘り強さで外力に耐える構造です。

平成19年度の前半に講習会を開催して,「京町家向け耐震診断手法」に習熟した「京町家耐震診断士(仮称)」を育成し,19年度の後半には,京町家の所有者の御希望に応じて診断士を派遣します。

以上 京都市の取り組みでした。